上手くいかないことは個性だ!/フランシス•ハ
ぺぎ丸評価:★★★★★
一言感想:細いアダム•ドライバーも良き
どうも、ぺぎ丸です
大好きグレタ•ガーウィグ!
「レディ•バード」「ストーリー•オブ•マイ•ライフ」の監督をしている彼女
監督としても最高ですが、俳優としても最高です!
この世界で自分がまともだと思って生きている人って
どのくらいいるんでしょう?
「自分は微妙にズレていて生きずらいな〜」とか
「本当はもっとふざけていたいのにな〜」とか
思って日々生きている人ってどのくらいいるのでしょうね
主人公のフランシスはまさに少しズレている人で
しかもまだ自分のズレをはっきりと認知していないので
<理想と現実><自分と他人>の間で
たくさんの戸惑いや失敗を経験します
最後にはそのズレを少しずつ受け入れながら
地に足をつけて(まさに字の通り裸足で地に足をつけて)
自分のできることの範囲で叶えていこうと成長していました
ぺぎ丸も周囲とズレを感じて生きているタイプなので
フランシスが他人には見えない・・・!
《好きなシーン》少しズレちゃうフランシス
まともな人って例えば
計画的に物事を進められたり
理想と現実を理解しながら行動できたり
相手の世界を理解しながらコミュニケーションができる
そんな人なのかなと思ったんですが
そう思うと自分が思っていた「まともな人」って
めちゃくちゃレベルが高い人なのでは・・・?
人生3周目くらいじゃないと無理そうなのでは・・・?
となると、まともそうに見える人たちも
実はみんな少なからず同じ思いを抱えて生きているのでは・・・?
だとしたら、多くの人が
フランシス•ハを見ながら主人公に共感する部分が
あるのかもしれないですね
《好きなシーン》短所を長所として受け止めてくれる親友
(散らかっている部屋を無言で片付ける親友に対して不満を漏らすフランシス)
周囲とのズレや夢見がちな自分に疲れている人や
<理想と現実>の大きなギャップを突きつけられ挫折した人は
この映画を見ると、人生に少し前向きになれるかもなと思いました
そして『上手くいかない平凡な人生こそが
愛おしく面白い人生だ』と思えるかもしれないですね
ぺぎ丸
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